囲碁のプロ棋士になるには?年齢制限や試験の難易度はある?

タカトシ
はじめまして、タカトシと申します。

このブログは、実際に使用した囲碁アプリの経験談や、最新の囲碁情報を発信していくサイトです。

ぜひ参考にしてください。

囲碁のプロ棋士というと、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?

囲碁のプロ棋士になるためには、日本棋院が課した試験に合格しなければなりません。

試験の難易度や年齢制限、地域によって試験内容も異なっています。

この記事では、プロ棋士になるための試験の種類や特徴について解説していきます。

目次

1.夏季棋士採用試験(採用人数:1名)

夏季棋士採用試験は日本棋院東京本院で行わる試験です。

この試験は日本棋院東京本院に所属している院生だけが受けられる試験となっています。

4月から6月にかけて行われるリーグ戦で、Aランクかつ1位の挑戦者が囲碁のプロ棋士と認定されます。

2.冬季棋士採用試験(採用人数:2名)

冬季棋士採用試験は、8月上旬から11月末にかけて行われるプロ棋士の試験です。

冬季棋士採用試験は3つの試験で構成されていて、院生以外のアマチュアでも参加が認められています。

2-1.外来予選

アマチュアの大会で一定以上の成績を収めた挑戦者が参加できる試験です。

23歳未満の挑戦者が、予選でリーグ戦を行い、上位4名が次の予選に進出できます。

2-2.合同予選

外来予選を勝ち抜いた挑戦者とBクラスの院生(11位~20位の挑戦者)でリーグ戦を行い、上位6名が本戦へと出場します。

2-3.本戦

合同予選を勝ち抜いた人とAクラスの院生(1位~10位の挑戦者)がリーグ戦を行います。

リーグ戦を勝ち抜いた上位2名がプロ棋士と認定されます。

3.女流棋士採用試験(採用人数:1名)

女流棋士採用試験はその名前が示す通り、女性のみが受けられる試験です。

2つの試験をクリアした人が女流のプロ棋士となります。

1つ目の試験は「合同予選」。

23歳未満の女子を対象にした試験で、院生・アマチュア関係なく受けられ、上位6名が次の試験に進出できます。

2つ目の試験が「本戦」です。

合同予選を勝ち抜いた人と各本部推薦院生および棋士採用試験本戦出場者でリーグ戦を行います。

リーグ戦で最も良い成績を収めた人が女流のプロ棋士になります。

4.関西総本部所属棋士採用試験(採用人数:1名)

関西総本部所属棋士採用試験は関西総本部で行われる試験です。

関西総本部所属棋士採用試験は、開催年によって試験内容が異なるので、受験を希望の方は、関西総本部のHP(https://kansaikiin.jp/)で確認しておきましょう。

例えば、以下のように開催年によって試験内容が異なっています。

・合同予選と本戦を行って勝ち抜いた挑戦者をプロ棋士と認定

・関西総本部に所属しいている院生で総合成績1位の挑戦者をプロ棋士と認定

5.中部総本部所属棋士採用試験(採用人数:1名)

中部総本部所属棋士採用試験は囲碁の中部総本部で開催される試験です。

中部総本部所属棋士採用試験も関西総本部所属棋士採用試験と同じように、毎年試験内容が異なります。

受験者はHP(https://www.nihonkiin.or.jp/sisetsu/chubu/)を確認しておきましょう。

6.まとめ

いかかでしたか?

囲碁のプロ棋士は毎年6人しかなれない狭き関門です。

しかし、幼少期の子供が囲碁に打ち込むためには、両親の協力が不可欠になるでしょう。

プロになると決めたら親の協力を得て、早目に自ら行動することが大切です。

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